カトリック楠原教会 (長崎県五島列島・福江島)
明治45年長崎県五島列島で献堂の教会。
2011年、献堂100周年記念として、祭壇上部の3連窓とその両側の2連窓にステンドグラスを設置(山口竜太郎主任司祭時代)。
デザインは、絵付け技法を施した伝統的な「聖家族」をモチーフにし、中央に配置しサイドはブドウ・鳩・(五島の)椿をデザイン化したものにしました。
そして、右の写真の端の金茶色地に茶色の(細かい)模様は、ブドウを唐草模様として彫刻しグリザイユ焼き付けして全体の縁取りに使いました。煉瓦造りの現聖堂は当時の信者の方々が手積みをして建立したとの大事な聖堂に相応しいクラシックな雰囲気の出る絵柄です。
(生田)
昭和46年に増築された聖堂正面。
以後平成23年に改装されるまでの状況。
2011年に正面祭壇の本ステンドグラスのみデザインと
制作を当社が行いました。中央に聖家族、左に葡萄、
右に鳩とオリーブです。
明治45年建築当時の外観は今も使われています。